あなたは自信をもって健康と言えますか?そして、今後も健康で生きていられるという自信はありますか?もし、自信をもって健康であると言えないとしたら、それはあなたが健康の本質をまだ知らないからかもしれません。健康であるために大切なことをまとめましたので参考にしていただければ幸いです。
目次
健康こそがすべての基本という意識で、自分の健康に責任をもつ
人間の幸せというものを考えてみると、いくつかの要素で成り立っていると思います。たとえば、良好な人間関係だったり、仕事にやりがいがあり充実していたり、お金の不安がないことだったりなどなど。人によって何を重視するか、それぞれウエイトに違いはあるでしょうが、こういったものの総合が幸せを形作っているのではないでしょうか。
でも、私が思うにやっぱりすべての基礎、土台にあるのは「健康」ではないでしょうか。いくらたくさんのお金があったとしても不健康で、毎日、身体のことを気にしなければならなかったり、それこそ寝たきりの状態にあったとしたら、「ああ幸せだな~」とはなかなか思えませんよね。また、それこそ若くして重い病気になってしまったり、不幸にして亡くなってしまったりしたら遺された家族の悲しみははかりしれないものとなってしまいます。
だからこそ一人ひとりが「自分の健康に責任を持つ」ことが大事。そして、病気になってからあわてるのではなく、「病気を予防する」というマインドをもって生活することが大切なのです。
情報に翻弄されないことが大切
私たちが住んでいる現代社会は高度情報化社会です。会社勤めをしている人も20年前と比べてものすごい量の情報に日々、接していることを実感されていることでしょう。
現代に生きる我々がどれだけの情報に日々接しているかについては、以下のようなことが言われています。
・現代人の一日の情報量は江戸時代人の一生分。
・アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」1週間に載っている情報量は、18世紀に生きた個人が一生をかけて得ていた情報量よりも多い。
・今年生まれる新しい情報の情報量全体は、過去5000年の間に人類が生み出したすべての情報量に勝る。
こうなってくるととても日々、洪水のように押し寄せてくる情報を処理することなんてできませんね。そして、誰もがインターネットを通じて情報を発信できるということは、今まで報道されなかった情報に触れることができる反面、いいかげんな情報を同レベルで流れてくるということも意味します。また、本来なら信頼できるはずのマスメディアの情報も、必ずしも正しいとは限りません(健康番組の情報のいい加減さが問題になった事例もありました)。それでもテレビである食材が健康に良いと報道されると、次の日にその食材がスーパーで品切れになるということもあります。
このような状況の中、種々雑多な情報に惑わされないためには、自分の中に健康についてのしっかりとした軸を作ることが大事です。その軸となるのが「正しい健康法」についての知識です。
正しい健康法を獲得するにはどうすればよいか?
身体のメカニズムの基本を知る
それでは正しい健康法についての知識を獲得するにはどうしたらいいのでしょうか。
それにはまず、私たち人間の身体の基本的なメカニズムを知るということ。たとえば、37兆個もの細胞でできている私たちの体について(昔は60兆個と言われていましたがどうやら37兆個らしい)。細胞に栄養と酸素を届け、老廃物と二酸化炭素を受け取って流れる血液、そして、その血液が流れる血管について。日々、取り入れる食物を消化吸収し、いらないものを排泄する内臓のこと。腸の中に住む微生物たちのこと。
こういった私たちの身体を構成する基本的なことを理解しておくことが健康法の正しさを判断するためには重要です。
科学的エビデンスの重要性
正しい健康法であるかどうかの判断として、もう一つ重要なことは、その健康法にどれだけの科学的エビデンス(証拠)があるかということです。たまたまある人が試してよかったというだけのものではあまり信用できませんよね。世の中には多くの研究者が日々、身体のメカニズムや病気の原因、また病気に効果があるもの等を研究しています。だから、健康法を選ぶ場合もできるだけ科学的にも納得のできるものを選ぶべきだと思います。たとえば本で学ぶのであれば、やはり科学者や医者が研究し、あるいは治療で実践しているものを学んだほうがよいでしょう。
最新情報を取り入れよう!
科学の世界は日進月歩です。新しい分析法が開発されれば今まで分からなかったことも分かるようになります。そのため、以前は正しいとされていたことが今では否定されたりすることもあります。ですのでなるべく新しい情報を取り入れていきましょう。このサイトではもちろん、最先端の情報をのせていきますね。
健康に時間やお金を投資しよう
お金の使い方には3種類あると言われています。消費と投資と浪費ですね。ざっくり言うと消費は払った分の価値があるもの。普段の生活費がこれにあたります。投資は払った分以上の価値が将来見込めるもの。教育に投資したり、資格を取ったり、文字通り金融投資したりすることです。最後の浪費は無駄遣いにあたるものですね。ギャンブルとか必要のないものを見栄で買ってしまったりとか。このうち割合を高めたいのが投資です。今、すぐでなくても将来、その利益が還ってくる可能性が高いのが投資。この投資の中には一定の割合で健康へ投資するのがおすすめです。病気になってからあわてるのか、それとも大病せずに幸せに一生を送るのか。それはどれだけ健康に投資してきたかで決まるように思います。また、この投資は必ずしも金銭的なことだけではなく、自分の時間の一部を健康のために使うということも含まれます。
お金や時間を将来の自分の健康のために投資していきましょう。
他力依存ではなく自己責任
最後に言いたいことは自分の健康に自分で責任を持つということ。世の多くの人は健康に無頓着で、いざ病気になると医者に丸投げしているように思います。もちろん病気になったら医者に診てもらうべきです。でも、自分にもできることはあるのではないでしょうか。また、そのような病気になる前に、もっと健康に気を使って生活するべきではなかったでしょうか。やはり自分の健康は自分で守る。そのような主体的なマインドが健康に生きるうえでとっても大切だと思います。
この章のポイント
(1)健康こそがすべての基本。自分の健康に責任を持とう!
(2)情報に惑わされず、正しい健康法を追求しよう
(3)身体のメカニズムの基本を知ろう
(4)科学的に納得できるかどうかが大事
(5)最新情報にアップデートしよう
(6)健康に投資しよう
(7)自分の健康は自分で守ろう
科学的エビデンスが大事と言いましたが、必ずしも難しい科学的知識までは必要ないと思います。このサイトでは健康法について、なるべく簡単な言葉で説明していきますので、どうぞご参考にされてください。
健康で幸せな人生を共に歩んでいきましょう!